◎開催日時 2021年3月14日(日) 13:30~16:45
◎参加者 一般:14名 KECA会員:7名 合計 21名
◎セミナー講師:①環境補助金・助成金の活用(遠藤 裕講師 横浜グリーン行政書士事務所)
②廃棄物の賢い処理方法 (千葉 雅子講師 専門学校講師)
◎内容要旨:
講演1:環境保全活動支援資金の活用について ~環境補助金・助成金を利用して明るい未来を築こう~
テーマ選択の背景説明に始まり、環境補助金等の定義と種類、補助金の申請方法、申請書の書き方を解説し、各種の環境保全資金融資を紹介しました。菅内閣主導のゼロカーボン宣言や世界的なグリーン政策が本流となる中で、環境補助金制度を活用する参考にして頂きたい。
講演2:廃棄物の賢い処理 ~ごみ、ムダの少ない仕組みに~
日本が直面する社会経済のいろいろな課題の中から、プラスチックごみ、食品ロスの現状、排出事業者が守らなければならない廃棄物処理法の運用状況・注意点、現場での不適正事例、最近の法改正、賢い処理事例と盛りだくさん。学生が考えたユニークな提案も披露された。
◎アンケート結果:
(1)講演1、講演2 ともにテーマの設定について、適切と受け止められている。
(2)講演内容も、ほとんどが「大変参考になった、参考になった」と評価しており、好評であった。
(3)ZOOM開催について、全員がZOOMを使用しており、対面よりもZOOMを選択しており、
今後ZOOM使用セミナーへ移行が望まれる傾向を示唆している。
NPO法人かながわ環境カウンセラー協議会
環境教育委員 大竹 順之
2021.1.24 会員向けのSDGs研修会を研修部会(大曽根会員)の主催でリモートで開催しました。当日は29名の参加。
講師として、日本環境協会 川村研治氏、環境パートナーシップ千葉 桑羽田理事長をお招きして開催しました。テーマは「私(私たち)のSDGs」でした。
2021年3月16日(火)9:00~17:00、太陽油脂株式会社(横浜市)様に、講師4名を派遣し13名を対象に
エコアクション21の内部監査員養成講習会を開催しました。
■講座内容
1.環境に関する最近の情報
地球温暖化の現状(メカニズム、温暖化の影響、緩和策と適応策など)、SDGs、パリ協定、2050年カーボンニュートラルなど
2.ガイドラインについて
ガイドラインの要求事項14項目について、用語の定義、重要な概念、各項目の関連性なども含めわかり易く解説
3.内部環境監査の基本
内部監査のプロセスと内部監査員としての心構えについてポイントを説明
4.演習
チェックリストの作成、不適合の指摘、判定及び改善に対する提案など内部監査ですぐ役に立つ演習
■受講者様の感想;
「内容が理解しやすかった。内部監査についてコミュニケーション、段取りが大事であることが良く分かった。演習では、短時間でチェックするのは大変だったが、内部監査のノウハウが身についた。今回学んだことを活かしていきたい。知人にも勧めたい。」など受講者様より良好な評価をいただきました。
内部監査員養成をお考えの事業者様
かながわ環境カウンセラー協議会までご連絡をお願い申し上げます。
2020.12.13 オンラインによる研修会を開催しました。
ファシリテーターは川嶋直様、参加者は、KECA会員に加えて、近隣の「城南、武蔵野、千葉の各協議会」の皆様のご参加での交流研修会となりました。
2020.1.18 keca本部の入るワールドポータース2階にて、NPOスクェアに入っていっている団体主催のイベントが開催され、KECAが参加しました。
13時から17時の中で、メインは段ボール迷路、その中でKECAの紹介をしました。
2019.8.3-8.4 開催した 相双地方地域再生創造プロジェクト実行委員会との交流会の開催の様子を小冊子にまとめ、かながわ環境カウンセラー協議会20周年記念として発刊いたしました。
2019.8.3-8.4
KECAでは、東日本大震災の5ヶ月後から長澤様を中心とした福島の環境カウンセラー仲間との交流を行ってきました。震災後8年余を過ぎた今年は、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業や帰還困難区域等の見学をした後、相双地方で復興に取り組んでいる皆さまとの交流会を行いました。
2日目に行われた交流会では、「目に見える部分の復興は進んだが、目に見えない部分の傷はより深くなった」、「ここで見聞きしたことを持ち帰り、周囲の方々に伝えて欲しい」との言葉がありました。
8名の初参加者を含む14名の参加者は、この2日間で東日本大震災や原子力事故に対する思いをあらたにしたことと思います。この2日間の現地訪問で14名の参加者が感じ・考えたことに加え、交流会席上で紹介された被災された方々の実体験や思いを『福島交流会実施報告書』としてまとめました。ご一読いただけましたら幸いです。
■ 8月3日(土)6:50 横浜駅東口出発
○廃炉資料館での廃炉作業の概要説明、福一発電所構内の見学
○長澤様、岩橋様の案内で浪江町請戸・南相馬市沿岸地域・
除染廃棄物仮置き場等の状況見学
○民宿いちばん星での長澤様・岩橋様他との懇親交流会
■ 8月4日(日)
○民宿ご主人の案内で相馬馬の飼育、周辺地区の復興状況、仮設住宅、慰霊碑等の見学
○北泉海水浴場、福島イノベーション・コースト構想「ロボットテストフィールド」の
見学
○地域の方々との交流会(於;道の駅南相馬多目的ホール)
法螺貝吹奏・法螺貝体験、震災時の状況・今の思いの紹介、除染作業状況の説明、質疑・感想
地域の方々との交流会で印象に残った三つのこと 河野健三
私は東日本大震災から5ヶ月後の交流会から参加しています。震災8年後の交流会を通じて福島の3重苦(地震、津波、原発事故)の状況をお聞きし、環境カウンセラーの一人として何が出来るか、KECAとして何が出来るか、をあらためて考えさせてくれた交流会でした。
これまでの交流会で学んだことは「自然の恐ろしさと大切さ」、「心の問題はながく残る」そして「我々の生活に欠かせない電力は福島の世話になっている」でした。これは今も変わりませんが、今回の交流会であらためて三つのことを学びました。
(1)原発事故は人災である。その理由は「非常電源装置の設置が地下であった」ことと「水素爆発を起こしてしまった」こと。
(2)汚染水と放射線廃棄物処理を含めた廃炉作業は今後40年続く。
(3)「家族が一緒に過ごし、普通の生活ができることがいかに大切なことか」が分かった。
震災直後からの8年におよぶご苦労の中から生まれたこれらのお話は私自身、又KECAとして重く受け止めたいを思います。
2019.8.4
今日も昨日に引き続き、福島県相双地区にいます。
今日は震災後8年経った被災地の復興の実態と農地の回復度合いの視察と道の駅南相馬多目的ホールでの南相馬市の皆さんとの交流会です。
南相馬市の門馬和夫市長、相双地方地域再生創造プロジェクトの長澤会長、南相馬市観光ボランティアの岩橋さんほか、雲雀螺貝の吹奏に迎えられて交流会がスタート。
プロジェクトの皆さん19名からの声を聞きました。農地は20km未満では荒地のまま。
家族もばらばらのままと言うことがわかりました。
原発の事故は、まさしく、人の生活に与えてはいけない重大な事故の極みを見た感じがしました。
私たちも企業人として万が一に備えた備えをもう一度確認する必要があることを痛感しました。
途中・被災者の慰霊を交えて、相馬野馬追いの馬小屋見学、全国有数のサーフィンの北泉海水浴場、ロボツトテストフイールド、日本一と言われる太陽光パネルの畑等々沢山紹介していただきました。 皆さん復興に向けてお元気です。
「下に相双地方地域再生創造プロジェクト実行委員会から送られた交流会写真を添付しました」
2019.8.3
KECAの活動として14名での原発の廃炉作業現場へいつてきました。
物々しい、警戒と一面の資材置き場、廃炉棟の1号機から6号機の側まで見学。
経験のない視察になりました。直接の現場でのカメラ撮影は有りません。
その前の廃炉資料館(富岡)での説明以降、目で見るだけです。
途中、除染土壌の蓄積所、避難禁止区域の立ち入り禁止の民家の前を通過しました。
「後の写真は東電から提供されました。」
2019.7.6
2019年度KECA総合研修会 「SDGsと私たちの役割」
【日 時】2019年7月6日(土)13時30分~16時20分
【場 所】橫浜市技能文化会館801研修室
【参加人数】KECA会員17名
近藤 勝養、掛橋 俊彦、長安 敏夫、大野 昌美、大竹 順之、日吉 栄一、玉川 達久、
岸 高志(講義のみ)、岩村 順雄、原 洋夫、茂木 照雄、中村 城治、加藤 幸男、
遠藤 裕、千葉 雅子、河野 健三、大曽根 健久(申し込み順、敬称略)
【日 程】
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~14:20 講義「持続可能な開発目標(SDGs)について」
14:30~15:50 グループワーク「『SDGs』を理解して活動に活かそう!」
講師・ファシリテーター:島田幸子氏
(関東地方環境パートナーシップオフィス/関東地方ESD活動支援センター)
16:00~16:20 総合質疑、閉会挨拶
【研修会内容】
1.講 義:持続可能な開発目標(SDGs)について
SDGsの概要や国内動向、SDGsのターゲットの一つであるESDの特徴、地域や学校などにおける実践例などについて講義を受けた。
2.グループワーク:『SDGs』を理解して活動に活かそう!
「SDGsと自分の活動の関わり」→「自分たちの活動が関連するSDGsの整理」→「その活動についてSDGsを活用して見直す」のステップで進められた。グループワークの結果を各グループの代表者が発表した。各グループとも、日頃実施している活動についてSDGsの視点から再整理することができた。
グループワークテーマ
中小企業によるSDGs実践の支援方策
環境教育インストラクター応募資格取得セミナーの充実策
持続可能な消費と生産を確保するためには事業者に何を提案するか
クリーンエネルギーや技術革新の推進のために何をすべきか
2019 5/18
横浜市 波止場会館にて、KECA 2019年度定時総会が開催されました。
2018年度の活動報告、2019年度の活動計画・予算の承認、新役員の承認、定款変更等の承認をいただきました。総会の中で、2018年度はいせられた新入会員4名のご紹介も行われました。
当日は 一般財団法人 持続性推進機構理事長の安井 至さんのご講演も頂戴しました。
【イベント報告】
1.中小企業向け省エネセミナー「 役に立つ省エネ法」
□ 日時:2018年8月23日(木)、14:00~16:00
□ 会場:横浜フクシア多目的研修室
□ セミナー内容
○ 省エネ法に定められている“事業者の判断の基準”と“管理標準”の活用法
○ 省エネ法の今後の動向
□ 講師:高橋利夫(KECA副理事長)
□ 参加者:10名
2.環境教育インストラクターフォローアップ(スキルアップ)研修会
□ 日時:2018年9月8日(土)、13:30~16:30
□ 会場:横浜フクシア多目的研修室
□ 研修内容及び講師:
①地球温暖化の現状、未来予測と対策:平川 良信(神奈川県地球温暖化防止活動
推進員)
②地球温暖化問題に関する出前講義時の留意事項やツールの紹介:岡本正義
(KECA環境教育会委員長)
3.eco検定試験対策セミナー
□ 日時:2018年10月28日(土)、9:20~17:00
□ 会場:横浜フクシア多目的研修室
□ 講師:eco検定登録認定のKECA講師
□場 所:相模原市立環境情報センター、学習室
□実施日程:2018年11月14日(水)、14:00-16:00
□出席者:事業者14名(武内担当9名、古屋担当5名)、相模原市役所・商工会議所2名、KECA等5名、
講演者2名、計23名
□講演者:武内、古屋、支援者:小網、他1名、報告者:古屋伸夫
□配布資料
1.儲かる環境経営を目指したい方々へ(環境関連法規を含む)
2.製品含有化学物質のEU規制
□成果:中小企業向けに、「環境経営システムを用いて経営を改善する事例」と「環境法令リスクを避けるノウハウ」を講演し、事後アンケートにより「大変参考になった」との回答を多数受領した。次回の講演テーマも数多く寄せられており、今後も継続して実施したい。
1)内部監査チームの誕生
エコアクション21(以下EA21)による環境経営を実施する事業者は従業員が100人以上の場合はEA21内部監査実施が認証登録の必要条件となっております。全国的にEA21内部監査実施のためのセミナーは非常に少ない中、神奈川県で実施しようとの目的のもと、2017年初にKECA内で「内部監査チーム」を結成して活動を開始しました。
7月14日現在、EA21認証登録事業者は全国で7995あり、その内神川県の事業者数は343、更にその内の従業員100人以上の事業者数は27です(中央事務局ホームページ検索の結果)。内部監査チームとしては内部監査を実施可能とするためのセミナー教材作成に取り掛かるとともに、100人未満の事業者に対しても内部環境監査実施の意義・効果を認識していただくための説明資料も作成しました。
2)活動成果
内部監査チームの活動開始後約10か月経過して一応の教材作成もできた2017年末に、プライムデリカ㈱様よりコンサルティング実施中のKECA会員を通じて内部監査員養成の出前講習実施依頼を受けました。チームとしては非常に良い機会をいただいたことに喜ぶと共に、当面は満足いただける講習会実現のために全力を挙げて専念することとしました。KECA横浜支部を中心に経験者等有志の協力も得て、教材の見直しや予行演習なども経て7月4日、5日に講習会を実施しました。講習会は[講義Ⅰ]環境問題の重要性とエコアクション21ガイドラインの解説、内部監査の意義、[講義Ⅱ]内部監査実施手順と内部監査実施のための文章、様式例、[講義Ⅲ]チェックリストの作成と維持方法、[ロールプレイ]内部監査経験演習、のプログラム構成で実施しました。プライムデリカ㈱EA21管理責任者や事務局の強力な指導のもと、各工場より2名の受講者が参加され、熱心に取り組まれました。講習終了時の最終試験は全体に好成績で、アンケートにおいても積極的な意見をいただきました。
内部監査チームとしては今後内部監査員の方々が内部監査を通じて同社の環境経営の有効性を高めていただくと共に、EA21活動のますますの活性化にも貢献していただけることを願っております。
3)今後の活動目標
今後は内部環境監査の有用性を広く認識していいただくことを願ってホームページ、KECAニュース、その他の機会を利用しての広報活動に努めていきます。企業からの内部監査に関する説明依頼や出前講習実施のご依頼があれば、誠意をもって対応していきます。また地域事務局でも内部監査普及を考慮されて地域事務局主催の内部監査セミナーなどへの協力依頼をいただくことがあれば喜んで対応させていただきたいと考えております。(長安敏夫記)
活動名:さがみはら環境まつり
場 所:ユニコムプラザさがみはら
実施日程:2018年6月24日(火) 10:30-16:00
参加者:河野理事長、小網さん、田中康夫さん、武内さん、石井修平さん、古屋
ブース訪問者:239名(スランプラリー応募用紙数)
報告者:古屋伸夫
【活動内容】
例年通り、相模原市の環境まつりが開催された。毎年、南区と中央区で開催場所を持ちまわるが、今回は南区相模大野駅近くのユニコムプラザさがみはらで開催された。例年はエコアクション21にポスタや資料を絞って展示しているが、今回は集客と狙ってモニタディスプレーを持ち込み、環境省の地球温暖化ビデオや相模原市の希少植物をはじめ小田急の特急電車などを表示した。その結果、来訪者数は239名で前年(中央区・橋本駅)より7名増加した。環境省のビデオで足を止めた人はいなかったが、電車や花はそれなりに足を止めて子供たちに声をかける場面もあった。当団体のリーフレット配布数は13部。市会議員やユニコムセンタにオフィスを構える個人事業者からは深い説明が要求された。その他、電機電子4団体作成の生物多様性保全活動の冊子が展示したが、これにはさがみはら温対協の対策部会から興味が寄せられた。
ブースの前を通る人に声をかけスタンプラリーのクイズ(環境保全活動の啓蒙)に答えてもらい、スタンプを押す間に当団体のPRをするというストーリを実施してみたが、幾つか成功した場合もあった。
[感想] 環境まつりではエコアクション21のPRはできないと割り切って、環境カウンセラーから市民系と事業者系への働きかけが輪廻のように回って環境保全活動がスパイラルアップすると考えて、環境まつりでは市民系への働きかけをするように出展に臨むのが良いのではなかろうか。
1.省エネ補助金の申請方法
□ 日時:2018年5月24日(木)13:00~15:00
□ 会場:横浜フクシア多目的研修室
□ セミナー内容
資源エネルギー庁による平成30年度省エネ補助金の申請方法と申請のポイント
□ 講師:高橋利夫(KECA副理事長)
□ 参加者:11名
2.役に立つ省エネ法
□ 日時:2018年8月23日(木)13:00~15:00
□ 会場:横浜フクシア多目的研修室
□ セミナー内容
○ 省エネ法に定められている“事業者の判断の基準”と“管理標準”の活用法
○ 省エネ法の今後の動向
□ 講師:高橋利夫(KECA副理事長)
□ 参加者:10名
KECA事務所
◆所在地
〒231-0001
横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ 6F NPOスクエア内
◆E-mail 37keca@kke.biglobe.ne.jp
◆KECA HP: URL https://www.keca-kanagawa.com/
理事長 眞砂 文夫
副理事長(事務局長) 河野 健三
副理事長 守谷 喜芳