KECA総合研修会

KECA総合研修会では:

毎年1回、KECA会員による研修会を開催しております。


2019年度KECA総合研修会 8月3日(土)~4日(日) に計画。福島環境カウンセラー協議会との交流会 を実施。                   (福島原発 廃炉資料館(富岡) 見学含む )

 上記の実施結果は、こちらをクリックしてご覧いただけます。


2018年度 KECA総合研修会の開催     グループワークファシリテーター                  大曽根健久        2019.1.19

 

2019119日、横浜市市民活動支援センターにおいてKECA総合研修会を実施いたしました。今回は、例年とは趣向を変え、『KECAの活動の一層の充実に向けて(つながりをもつ、選択肢をもつ)-各委員会・地区支部における来年度活動計画策定のきっかけ作り-』と銘を打って、KECAの各委員会が実施しているセミナー類の企画を題材にしてKECA内の委員会や支部の枠を越えたグループ討議を行うことで、会員相互の理解と交流を深めることといたしました。

 

グループは、所属の委員会・支部が分散するように3に分け、これまでに経験した(見聞きした)セミナー類実施に際しての苦労点(課題)・原因・対策案についてブレーンストーミングを行いながら、とりまとめた。それを基にしてセミナー類の企画提案書(案)を作成し、発表してもらいました。発表にあたっては、川島 直氏(日本環境教育フォーラム(JEEF)理事長)が考案した『KP(紙芝居プレゼンテーション)法』を用いました。

 

以下に3つのグループが考えた企画の概要をご紹介いたします。

グループ1:◎大竹、△近藤、岸、高橋(弘)、河野(◎:リーダー、△:発表者)

〔セミナータイトル〕エコ検定受験準備講習会~クールチョイスをできる人になろう~

〔目的・目標〕受験の動機付け、合格率の向上、年間50人の合格→60人の受講

〔内 容〕現状のままでOK

〔実施者・スタッフ確保策〕KECAスタッフを現状3名から5名に増員

〔対象者・参加者確保策〕中小企業の社員、大学(環境関係の学部生)・高校生・中

 学生、主婦

グループ2:◎長安、△遠藤、岩村、千葉

〔セミナータイトル〕内部環境監査員教育 ~企業価値を高める為に!~

〔目的・目標〕課題とチャンスに気づき、解決に役立つ内部監査員の育成

〔内 容〕より充実したテキストの作成、ロールプレイのトレーニング(模範演技の実施検討)、講師の学習→能力向上

〔実施者・スタッフ確保策〕KECA環境管理委員会内部監査員グループ

〔対象者・参加者確保策〕外部の企業、ホームページでの公開の他あらゆる方法での宣伝、役立つ情報の発信

グループ3:◎杉浦、△高橋(利)、石井、下川、眞砂

〔セミナータイトル〕エコ検定受験セミナーの充実 ~セミナー受講者の増加を目指

して~

〔目的・目標〕エコ検定合格者50人以上/受講者70人以上/

〔内 容〕KECA-HPでの情報発信・他団体HPとのリンク、受講会社の洗い替え、会員の個人的ネットワーク活用、他のKECAセミナー受講者のデータベース化

〔実施者・スタッフ確保策〕KECA-HP事務局、エコ検定セミナー事務局、KECAメンバー全員(他の委員会のセミナー事務局)

 

〔対象者・参加者確保策〕「内容」と同じ

 

各グループとも、実体験に基づく様々な苦労点や課題、対策案が出され、それを基にしたセミナー企画案が発表されました。各グループとも重要な課題として「いかにして参加者を集めるか」を上げており、その対策案として、KECA-HPの活用、KECA内の他セミナー参加者データベースの活用、KECA会員が持つネットワークの活用、セミナーの内容に関連が深い団体組織への参加呼びかけなどが提案されました。これらは、今後の各セミナーの企画検討時に一考に値すると思われます。

なお、総合研修会終了後、会場を波止場会館内のサラに移し懇親会を行いました。ここでは、イス席でみんなが一つの大きなテーブルを囲み、各自の活動状況の報告等を話題のきっかけにしながら、あらためて懇親・交流を深めることができました。

 

 

*『KP(紙芝居プレゼンテーション)法』:B5判やA4判の用紙にキーワードや伝えたいことを手書きで大きく書いて、紙芝居のように用紙をめくったり、ボードに貼り出しながら話を進めていく手法。手書きのため、パソコンやプロジェクターの機材も不要であり、書き込みの自由度も高い。話の展開に応じて用紙を並べ替えたり必要な用紙だけを取り出して説明することが容易。説明用紙が大きくないことから5人~30人程度を対象にする場面で有効