平塚市環境マネジメントシステムに基づき実施する環境監査において、各部署が行う「環境活動」の成果及び「環境法令順守」の状況を客観的に評価するとともに、今後の環境配慮活動のための指導・助言を行う「内部環境監査員」育成のための研修を行いました。
県内市役所環境対策課への訪問を本部3役で巡回しましたが、平塚市役所の環境マネジメントを担当されている方からお電話があり「平塚市独自に取り組んでいるマネジメントシステムの内部監査員の養成を考えているので、監査員の指導に力を貸して欲しい・・具体的には研修をして欲しい」との相談があり、受諾することになりました。
令和6年10月3日13時から16時30分 平塚市役所会議室 参加者18人
講師は、会員の守谷喜芳・森田 守・志賀清隆
研修の内容
(2) 環境活動及び環境法令順守状況の内部監査を想定した演習
(3)内部監査員研修 理解度テスト
内部監査を想定した演習の内容は、演習テキストで6ケースについて内部監査を実施しました。参加者を3人一組に分けて、グループ毎に6ケースの回答を作成して、各グループがケース1つだけについて、内部監査の報告をした後に、他グループが、報告グループの内部監査結果の評価をしました。講師から回答の提示と、それぞれの各グループへコメントを行いました。
2018年度活動計画の進め方
環境管理委員会はEA21の審査員を主体とした活動を行っているが、EA21は2018年度から大きな変更が行われた。一つは、EA21ガイドラインが2009年版から2017年版に改訂施行され、環境経営の視点をより重視した環境マネジメントシステムとなったことである。要求事項は、代表者による経営における課題とチャンスの整理と明確化以外は大きな変更はないが、2009年版では解説で記載されていた事項を要求事項として明確にしたことである。
二つ目は、審査人の名称を審査員とするとともに、従来は審査時のみ助言・指導が行えたが、2018年度より次の審査員が決まるまでは、審査を行った審査員が責任を持って審査先事業者に対して助言・指導を行う責任が生じたことである。
このような背景からEA21審査員としては、環境経営思考により審査員の力量向上を図っていく必要がある。環境管理委員会活動としては、今後は委員会を力量向上の場として、審査員の不明点・疑問点を相互に解決していくことが委員会の存在価値となると考え、委員会の時間をできる限り研修の場として活用していきたい。
また、地域事務局と連携して、EA21登録事業者を増やしていく活動にも継続して注力していく。
活動報告
EA21システム構築のための文書類作成CDの改訂
EA21ガイドライン2017年版の発行に伴い、2009年版で作成していた文書・記録類の様式の見直しを行い、2017年版に準拠した様式に改訂した。作成した様式のチェックも兼ねた力量向上研修会を開催し、委員会メンバーでより良い様式とすることを行っている。事業者への改訂版の提供方法は、今後の委員会での検討課題である。
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