岡本正義
川崎市役所環境課から川崎フェスタへの出展要請があり参加した。
当日の動員数は40名前後、1年間活動したエココーディネーターの認証式が同時に行われた。
ア.PJ-1: 環境に関する資料集作成 PJL: 石井 員良
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内 容 |
・内 容 |
「化学物質に関する資料集の作成」を2023年も継続予定でして作成 「環境問題と郵便切手についてに関する資料集を作成する。 また、KECA会委員の皆さんには 「有機フッ素化合物」に関する資料集を新たに作成する予定です
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2023年活動内容
ここに、石井さんがまとめた下の2種の資料について、自分の言葉で「解説文」を入れる予定です。
また、KECA会員の皆さんには「会員情報資料館」へ「有機フッ素化合物」についての情報を掲載しました。ご活用ください。
2023年活動内容
.第二回中小事業者の為のSDGsセミナーの報告 組織基盤強化PG7 守谷喜芳
【日時】 2023年11月24日(金)・12月8日(金) 13:15~17:00
【会場】 横浜市西区社会福祉協議会多目的研修室(3階)
参加者 3名 世話役4名
<第一日目>
NPOかながわ環境カウンセラー会員 眞砂 文夫・河野 健三・守谷 喜芳・中村 城治
3.纏めと宿題の説明
<第二日目>
1.宿題の発表(モデル企業のSDGs企画書発表)と講評
2.SDGsの活動報告のまとめ方・活動事例集
NPOかながわ環境カウンセラー会員 守谷 喜芳
3.SDGsの実態調査報告
NPOかながわ環境カウンセラー会員 中村 城治
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昨年の一回目セミナーに反省点を加え、半日×二日間のセミナーを行いました。一番の変更点は、KECAの4人が、得意な業界の中で中小企業がSDGsを進めた2事例を説明しました。報告後の質疑応答によりSDGsの理解を深めたようです。二日目は、宿題になったSDGs企画書を各個人が発表し、それぞれについて質疑応答と世話役の講評が、前回に比べて充実した内容でした。
閉会の挨拶で、眞砂理事長から、「SDGsを自分事と考えてやることが良い会社にすることで、また長く続けることが大切なことだ」と話されましたので、皆さんも納得して帰られました。
オ. PJ-8: KECAの関係する地域貢献活動のリスト化 PJL; 杓谷信一郎
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KECAの関係する地域貢献活動のリスト化 |
2023年活動内容
「名瀬谷戸の会」 見学報告 杓谷 信一郎
10月23日月曜日、大竹順之さんにご案内いただき、「名瀬谷戸の会」の活動現場を訪問しました。
場所は、横浜市戸塚区名瀬町にある谷戸(谷間)です。境川水系柏尾川支流の名瀬川流域で、この辺りは数多くの谷戸があります。懐かしい自然が残された古民家レストランのある谷戸からその里山にかけての一帯で、終日ここで過ごしたくなるような場所でした。
現地で、「名瀬谷戸の会」会長の田中真次さん(森林インストラクター・環境カウンセラー)にお会いし、説明や興味深い話を聞きながら森林浴ができました。2015年にここの地主さんから放置され荒廃した里山の回復を依頼され、森林インストラクターの仲間や地元の人達と一緒に、薄暗い竹林等の伐採整備を始めたそうです。今では木漏れ日の入る、手入れされた本来の里山になり、地元の子供達の自然学習の場にもなっています。広さは7.8haで「名瀬北特別緑地保全地区」として保護されています。ここではヤマザクラが多く、谷戸の入り口にはヤマナシの木もあり、宮沢賢治の童話にもあることを知り、興味深く思いました。また池や小さな田んぼやピザ窯もあり、いろいろと活動していることが判りました。
「名瀬谷戸の会」は任意団体として、「里山保全活動と里山環境教育の一体化事業」を中心とした活動をしています。会員数は160名程で、この日は活動日で、シニア世代の方が大半でした。竹林・広葉樹林等の整備の他、自然観察会、地元の小学校の里山環境教育等をしていて、子供達の参加がとても多いことも特徴です。田中会長から緑の伝統色の話を伺いましたが、日本には緑と言っても萌葱(もえぎ)色等数々の動植物の色があり、そのことを里山の中で実感させ、子供達に関心をもたせたりもしています。緑の線香はスギから作られていることも教えてもらいました。
後日、田中会長から環境教育プログラムの資料をいただきましたが、行政、企業、市民活動団体との連携・協働や活動運転資金確保の他、新しい学習指導要領に沿った内容であるかが重要であることを知りました。そこには、「社会に開かれた教育課程」という理念があり、社会との連携・協働が謳われ、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」が求められています。「名瀬谷戸の会」では、それらが行われているのだと思いました。
その他、この里山の中心となっている古民家レストランでは障がい者の人達が就業訓練で働いているそうです。里山整備だけではなく、「名瀬谷戸の会」を中心に地元の人達が地元を愛し、より良く発展していくことを願います。
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小中高校対象の出前授業あるいは地域で開催される環境フェアでの出張講座や自治体等の連携で行う出前講座を実施する。この場合、地区ごとのKECA会員と連携して授業や講座を企画運営する。授業・講座で使用する機材,PPTなどはPjリーダーが持ち込む。2コマの授業から5~10分の実験・体験を実施する。 |
2023年活動内容
環境出張講座プロジェクト活動報告 岡本 正義
令和5年4月に岡本が環境教育委員会から独立して、環境教育出前授業・講座・セミナー等を自治体や学校、支部、地域と連携して実施するプロジェクトを立ち上げました。
KECAの組織基盤強化プロジェクトの1グループとして位置付けて活動を進めています。
令和5年度として、5月から10月まで8回授業、講座を実施しましたが、今月のKECAニュース75号では、そのうちの最初の4回を報告します。
No.1 5月14日(日)相模原環境フェア出展:相模原支部との連携
相模原支部と連携して、市民を対象に田んぼ、野原、畑の3種類の「食物連鎖モビール」を展示して、自然界では生き物は食べる・食べられるの関係で生存していることを紹介した。
展示物一覧、モビール 食物連鎖ってどういう 草に隠れている虫 ここに虫がいるよ
や折紙は希望者に渡した ことですか? 探しをしました こどもが見つけた
参加者は約100人。生き物の力、不思議さを分かってもらえたと思います。
No.2 6月20日(火)県からの委託授業 横浜市立あざみ野第二小学校
生物多様性の一環として「見つけよう!葉っぱや鳥、虫のすごわざ」をテーマに小学生3年生3クラス(98名)に実験・体験を主体とした授業を実施した。生き物としてハスの葉っぱ、フクロウ、モルフォチョウの特徴を利用した製品は、ヨーグルトがくっつかない蓋、騒音が少ない新幹線、色が退色しないカラーパネルの車である。撥水性のハスや蓋を使った水運びゲーム、フクロウの羽は振っても音がしない、光の反射で色が出るCD、タマムシ、孔雀などを体験して発色とは?を実感した。
KECAの展示ブース ほとんどが親子での参加でした 2Lのペットボトルを
活用して香り器具を作りました
No.3 6月25日(日)さがみはら環境まつり出展:相模原支部との連携
相模原支部と連携して、生物多様性の一環として「木の香りを楽しもう」を実物の樹木を使って、クイズ形式で出展した。樹木としては、月桂樹、サンショウ、クスノキの葉などの香りを嗅いでもらい、何の木であるかを当てる。それらの香りの役割や生活での効能などを話し合った。これら3種類以外にペパーミントやアロマティカスなどのハーブ類も展示して香りを楽しんでもらった。クスノキは衣類の虫よけとして古来からわが国では、樟脳として使われてきたが、最近は代替品が普及していて、参加者が知らないことにビックリした。
KECAの展示ブース ほとんどが親子での参加でした 2Lのペットボトルを
活用して香り器具を作りました
参加者は、約150人、ほとんどが親子連れでした。参加者には香りにアレルギーの方もいたが、予め基本認識として心の準備はしていたので、問題はなかった。
No.4 8月14日 横浜市からの委託授業 本牧南小学校放課後キッズクラブ
「見つけよう!葉っぱや鳥、虫のすごわざ」をテーマに、小学1年生から5年生まで11人が実験・観察を主体にして、生き物の機能をまねた製品の素晴らしさに気付いてもらった。
オナモミのとげをルーペで観察して、くっつく性質を利用し、まと当てゲームで楽しんだ。ハスの葉の表面は、水滴が丸くなる。これを利用したヨーグルトのふたは、ヨーグルトがくっつかない。水滴実験と表面観察を行った。ふくろうやカワセミのすごわざを動画で見て、新幹線が静かになったことにビックリしていた。
1年生から5年生まで11人が3グループ オナモミがくっつく性質を利用 ハスの葉と同じようにふたも水
に分かれて実験した してまと当て体験をした をはじいて水滴となった
KECA事務所
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◆E-mail 37keca@kke.biglobe.ne.jp
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理事長 眞砂 文夫
副理事長(事務局長) 河野 健三
副理事長 守谷 喜芳